「反射」を消す方法

今回は、「Photoshop」を使用し、サングラス等の、レンズの「反射」を消す方法を紹介したいと思います。

目次

画像を用意

まずは、画像を用意します。

ぼかしを適用する

次に、選択範囲を作成し、サングラスのレンズ部分に絞ります。

グループを作成し、グループにレイヤーマスクを適用させます。

こうすることで、グループ内の操作すべてが、この領域のみに適用されますね。

背景をコピーし、グループ内に移動させ、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を適用させます。

下記では、映り込んだ情景の輪郭がぼやける程度にまで適用させています。

下記のようになりました。

色を統一する

次に、レンズの色を統一させていきたいと思います。

敢えて、自然な雰囲気を出したい場合は、こちらの過程を省いていただいて構いません。

では、まずレイヤーを作成します。

「ブラシツール」を使用し、スポイトでレンズ内から色を抽出します。

WindowsはAltをおしながらクリック、MacはOptionを押しながらクリックで使用可能です。)

下記では、「ソフト円ブラシ」を使用し、全体的に塗っていきます。流量等はお好みで調整してください。

塗り終わったら、先程と同じく、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を適用させます。

下記の画像では、ぼかしを少し強めにしてあります。

ハイライトとシャドーを適用する

次に、ハイライトとシャドーをそれぞれ適用していきます。

まずハイライトから適用させていきます。先程作成したレイヤーに、「レイヤー効果」「トーンカーブ」を適用していきましょう。

スライダーを上部に動かし、明度を上げると、以下のようになりました。

つぎに、「レイヤーマスク」を作成後、反転させ、「ブラシツール」を用いて、光のあたりそうな部分だけ表示させます。

次に、シャドーを適用させていきます。

上記と同じく、「レイヤー効果」→「トーンカーブ」を適用させ、今度は明度を下げていきます。

全体的に暗くなりましたね。

同じように、「レイヤーマスク」を作成し反転、影になりそうな部分だけ表示させます。

下記のようになりました。

適用前と比較してきましょう。

適用前
適用後

参考までに、下記は塗りなしの状態で、効果を適用させたものとなります。

今回は以上となります。

反射があるほうが自然かと思いますが、状況によっては、こういった需要もあるかと思います。

また、サングラス以外でも、反射する無機物等で応用が利くかと思いますので、是非一度、お試しください!

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