コピースタンプツールの応用

コピースタンプ

普段Photoshopを使用していてコピースタンプツールはどのような場面で使用しますか?
一番馴染みがあるのは、画像から余分な物を消す時に使いますよね?
しかし今回はコピースタンプツールを使って逆に分身させる方法を解説します!!

1.画像をPhotoshopで開く

今回はこのモトクロスの画像を使用します。
初めの画像

2.[コピーソース]パネルを開く

すぐに使用しませんが[コピーソース]パネルを開いた状態にしておきます。
[ウィンドウ]→[コピーソース]を選択します。
コピーソースパネル

3.コピー元を選択する

[コピースタンプ]ツールに持ち替えます。
持ち替えると○が表示されるのでコピーしたい箇所でMac[option] WIndows[Alt]を押しながらクリックします。
option
コツはMac[option] WIndows[Alt]を押した時点でターゲットが表示されるのでそこでクリックです。

4.任意の場所でドラッグ

任意の場所でドラッグをします。
スタンダード
実行した結果がこちら
コピー

補足
コピースタンプツールを使用した際にメニューバー上部に調整ありと表示があります。
チェックを入れた時と入れない時の違いは下のようになります。
右 調整あり 左 調整なし
調整
調整ありの方は一度ドラッグを止めても以前止めた所からスタートします。
対して、調整なしの方は一度ドラッグを止めるとコピー元の最初からスタートします。


ここで一通りのコピースタンプによる分身が終わりました。
次に先ほど用意した[コピーソース]パネルを使用してみます。

コピーするものの大きさを変える

[コピーソース]パネルの[W:○○%][H:○○%]の部分が大きさを変更するところになります。
今回は[W:60%][H:60%]に設定をしました。
コピーソース
ここで注意したいのが分身(画面に表示させた後)させた後には大きさを変更できない点です。
ドラッグを始める前に数値を設定して、ドラッグをします。
small
小さくするだけではなくもちろん大きくすることも可能です。
大きく

コピーするものの角度を変える

[コピーソース]パネルの[∠:0.0]の部分が角度を変更するところになります。
今回は[∠:40]に設定しました。
角度
注意する点は先程同様、分身(画面に表示させた後)させた後には大きさを変更できない点です。
ドラッグを始める前に数値を設定して、ドラッグをします。
傾き
このようになりました。
傾き

番外編

コピーした物は別レイヤーにも適用することができます。
white
極力違和感を無くしたい場合は新規レイヤーにコピーをして調整をすると良さそうですね!


いかがでしたでしょうか?
普段とは違う用途で使用してみると意外な発見がありますね!
是非一度みなさんも試してみてはいかがでしょうか?

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