Adobeスクールパートナー(ブロンズ)

主にAdobeのソフト操作を紹介しています。DTPやWebの業務で役にたったことやツールのポイントなど参考になればと思います。 主観的なものもありますのでご了承ください!

Illustrator

楕円形ツールで作るリアルな雲の作り方

使用ソフト: Illustrator CC 2018  

楕円形ツールで楕円を重ねて、パスファインダーで合体すれば、漫画のような可愛い雲ができますが、今回紹介するのはもうちょっとリアルな雲。

ふわふわした雲を描くのは難しそうですが、楕円形ツールを使うだけで簡単に描くことができます。ペンツールで雲の形を描く必要がないので簡単であっという間にできてしまいます!

操作方法

1. 楕円形ツールで白い丸を描きます。

2. メニューから[効果] → [パスの変形]→[ラフ]を選択し、5%のサイズに適用します。

3. 続いて、[効果] → [パスの変形]→[ランダム・ひねり]を適用します。

4. さらに、[効果] → [ぼかし]→[ガウス]を適用します。15~30ピクセルが雲っぽい。

5. 最後に、[アピアランス]パネルの [不透明度]をクリックして[スクリーン]90%ほどにして少し透けさせます。

ポイント
雲のオブジェクトを選択した状態で、グラフィックスタイルパネルにドラッグ&ドロップしてグラフィックスタイルに登録しましょう。適当に楕円を描いて、登録したグラフィックスタイルを適用すれば、同じアピアランスで雲ができて便利です。

6. 影をつけるには、雲をコピーして、[塗り]を黒に、[不透明度]を5%~10%ほどに薄めます。適当な位置に配置。

7. 作った雲を複製します。楕円の大きさを変えたり、変形することでより雲らしくなります。ガウスの数値や不透明度を変えてみるとより豊かな表現に。背景の青空にグラデーションをかけるとより空っぽくなります。

雲が楕円だけで作られていることがわかります。

コツさえ掴めば、簡単な操作でリアルな雲が表現できます。雲に限らず、煙や霧に応用が効くのでぜひ活用してみてくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
hulu dTV

関連記事

  1. Illustrator

    ワープを使って球体に模様をつける

    ワープイラストレーターの「ワープ」とは、オブジェクトの見た目を変形…

  2. Illustrator

    Illustratorのライブトレース機能で写真をモノクロイラスト化!

    Illustratorのライブトレース機能を使って写真をモノクロイラス…

  3. Illustrator

    自由変形ツールで影を作ってみよう!

    後ろから斜めに光が当たっているような影を作ります文字をコピーす…

  4. 寸法線の作りかた

    Illustrator

    これは便利!!文字入力できる寸法線の作り方

    よく物のサイズや図面で見かける寸法線。これって意外と作るのが面…

  5. Illustrator

    Illustratorで作るネオン文字加工

    昨今、80'sや90'sなどの流行がリバイバルされています。そうし…

  6. 花の形に型抜きされた花の画像

    Illustrator

    図形ツールに効果を使って、花の図形を作ろう!

    Illustratorを使って簡単に花の図形を作りたい!そんなとき…

人気の記事

CodeCamp

おすすめの参考書

PAGE TOP